
午前中の主治医の回診で
右胸の傷口からつながっていた管が取れた。
廃液が少なく、順調とのことだった。
予定通り、土曜日の退院の許可が出た。
1週間後に傷口のチェックに来てCTを撮り、
3週間後に生検の結果と合わせて第一段階の審判が下りる。
何もなければ放射線治療に向かう。
とりあえず第一ラウンド終了!
解放された感じになり
パジャマにニットのワンピースを重ね、ストールを巻いて
先に持って帰れる荷物を持ってこっそり病院を出た。
銀行でお金を下ろし、タクシーで自宅へ。
2階に上がり荷物の中身をソファの上に並べ1階へ。
静かに扉を開けると・・いた!
クーがベッドの上でこっちを見て睨んでいる。
おちかけている布団を上にのせ、床を見渡すと・・
ちょっと悲しい風景が・・・
でも仕方がない。
がんばってお留守番してくれてありがとう。
慌ててタクシーに戻り、無事病院の部屋に戻った。
夕方4時に全身シャワーを浴びる。
傷口にはしっかりテープが貼られているので濡れても大丈夫。
身体が回復していくプロセスを感じながら驚いた。
髪も洗い、ドライヤーで乾かしてゆっくり過ごした。
手術をしたのだから無理はしない方がいい。
職場にも伝えておく方が・・
主治医の言葉を反芻した。
そうだ。「胸のしこり」は私に何かを気づかせるためにやってきたはず。
主治医の言葉もその一つとして心しよう。
今回感じた、気づいた自分自身の心のしこりについて
いろいろ考えているうちに幸せな眠りに落ちた。