



たっぷり眠って目が覚めた。
今日は退院日。
思い返せば、あっという間だった・・なんて今だから言えること。
初日はぐずぐずして、1時半遅れで入院。
翌日の手術までどきどきして過ごした私が言うことか・・
すべては段取りすく進めていただいた病院側
すっと眠らせていただけた麻酔のおかげである。
手術前日、ガザで麻酔なしで足を切断する10代のきれいな女の子の動画を見た。
外科医の叔父が解説しながら一部始終を動画で伝えていた。
アルコールを患部に塗り切断する。
「どうして自分たちがこんな目に合わないといけないんだ」と外科医は訴えていた。
本当にそう思う。なのに世界は彼女を救えない、救わない。
ずっと見放しにされてきたガザ。
この動画を見ながら、麻酔をかけられるのだから
耐えなければいけないと思った。
そういう私にも、これから何が起こるかとわからない。
「今」のことしかわからない。
それでも「今」を重ねていくしかない。
支払いを済ませて病院を出たら
いつもの自分に戻って、元気に顔を上げて歩こう。
明日のことを心配せず
今日のことだけを考えて生きていこう。
しばらくは・・・そう思う。